専門店として続けてきた道
アイス饅頭という一品を専門に扱い続けてきたのが、マルマン アイス饅頭です。始まりは1946年、終戦の翌年の桑名市京町。当時は珍しかった氷菓を売り出し、レシピとノウハウを市内へ広めていきました。以来、桑名のソウルフードとしてのアイス饅頭を、昔ながらの味わいを守りながら作り続けています。あれこれ手を広げず一品を突き詰める。その姿勢が、地元で長く親しまれてきた理由なのだと取材を通して感じました。
経営者の交代を経ても、レシピは新しい担い手に引き継がれています。口コミには「新装開店後に初来店したが以前と味が変わらなかった」「復活に感謝」といった声が実際に寄せられていて、味の連続性が保たれていることが読み取れます。
手炊きあずきという核
その味を支えるのが、薪をくべた釜で約5時間かけて炊く自家製あずきです。時間をかけて炊くことで、豆の豊かな風味とやさしい甘さが引き出されます。濃厚なミルクの味と合わせ、素朴で懐かしい一本に仕上げる。餡がぎっしり詰まった造りに、手をかけていることがそのまま表れています。あずきの饅頭に加え、伊勢抹茶やきなこもちの饅頭、多彩なアイスキャンディーも揃います。
訪ねる、あるいは取り寄せる
京町の店舗はテイクアウト専門で、桑名駅から徒歩約15分。9時開店、売り切れ次第終了、月曜定休です。遠方の人には全国発送があり、冷凍便で作りたてを届けてもらえます。お中元やギフトにも使え、オンラインショップからの注文も可能です。売り切れ状況は電話で確認できます。


