那珂川のほど近く、中洲6階の静謐な空間
福岡市博多区中洲2-5-13、第二ラインビル6階に店を構えるBar Baron 中洲 Whiskey&Cocktailは、那珂川を眺められる立地に位置している。中洲川端駅から徒歩約4分というアクセスの良さから、仕事帰りに立ち寄る会社員や、旅行の夜を締めくくろうとする旅人が自然と足を向ける場所だ。カウンター13席とテーブル席を合わせた座席構成で、1人でグラスと向き合う夜にも複数名での利用にも対応している。「月1度の出張でここを見つけてしまった」という口コミが残っているように、一度来ると通いたくなる雰囲気がある。
平日・土曜は翌朝5時まで、日・祝も3時まで年中無休で開けており、中洲の夜の最後の一軒としても機能している。PayPay・QUICPayなどキャッシュレス決済にも対応済みだ。
希少銘柄を揃えるウイスキーコレクション
バックバーに並ぶ600種類以上の洋酒の中に、スプリングバンク30年とイチローズモルトが収まっている。スプリングバンクは国内流通量が大幅に減り市場での値上がりが著しい銘柄で、それを在庫として置いているのは注目に値する。イチローズモルトは国内外で評価が高く、ジャパニーズウイスキーを試したいという層の需要にも応えられる。不定期でサントリーの飲み比べ企画を行うなど、品揃えを生かした体験を設計している点も面白い。
「バーに入ったら本格的すぎてビックリした」という声はアフター客のものだが、この驚きは珍しくないらしく、同様の感想が複数の口コミに登場する。
好みを伝えるだけで完成する、その夜の一杯
スタンダードカクテルはもちろん、バーテンダーが好みをヒアリングしてからつくるオリジナルカクテルも選べる。フレッシュフルーツを使ったカクテルは季節ごとに種類が変わり、常時4種類以上を用意している。「何となくこういう味が好き」という曖昧な希望でも汲み取って仕上げてくれると感じる利用者が多いようだ。個人的には、好みを一言伝えればその夜に合った一杯が出てくるという体験そのものが、このバーの最大の売りだと思っている。
オリジナルの「ベイビーバニー」は飲むショートケーキとも表現されるデザート系カクテルで、甘い系統が好きな客から支持を集めている。フードも20種類以上を展開しており、ブルーチーズ入りカルボナーラはリピート率の高いメニューとして公式でも紹介されていた。
東京本社グループが担保するスタッフの質
銀座・恵比寿・渋谷・アジアを含む国内外12店舗を運営するグループの本社が東京に拠点を置いており、中洲店はその傘下として運営されている。1からバーテンダーを育てる教育体制を持ち、スタッフの知識水準がサービスに直結している構造だ。ウイスキーの銘柄に詳しくない客でも、バーテンダーに任せれば自分に合った一本が見つかるという声がある。グループの他店を複数訪れたリピーターが「この系列にはまった」と書き残しており、スタッフのスキルと空間づくりへの評価が根底にある。
スタッフ募集の告知をInstagramで行う際にも教育環境をアピールしており、人材育成への意識が外からも見える店だ。


