薪火 嘉多妻 | 甲州ワインと薪焼き和牛を合わせる自由が丘の一軒

15種類以上の酒とコースの組み合わせ

お酒を軸に料理を選びたい人にとって、薪火 嘉多妻は過ごしがいのある店だ。日本酒や甲州ワイン、ウィスキー、焼酎まで常時15種類以上がそろい、その日のコースと客の好みを聞きながら店主が一杯を見立ててくれる。定番の銘柄に加えて期間限定の品が入ることもあり、同じ頼み方でも出てくる一本が変わる。お酒に明るくない人でも、料理に合う組み合わせを任せられる。
甲州ワインは、山梨県大月市の長谷部酒店が扱うものを使っている。山梨の土地で育ったぶどうから生まれた一本は、薪で焼いた和牛の香ばしさとも素直に重なる。産地のはっきりした酒がコースの脇を固めることで、料理との距離が近づく。個人的には、和食にワインという取り合わせに身構えていたが、薪火の香りが間を取り持つように感じられた。
手持ちのお気に入りを飲みたい日には、飲み物の持ち込みも受け付けている。抜栓料を払えば、好みのワインや日本酒をコースに合わせて開けられる。店の品揃えと持ち込みの両方を使い分けられる自由度がある。

薪火で仕上げる肉と魚

お酒の相手を務める料理は、薪火の焼き台から生まれる。鳥取万葉牛や種子島梶屋牛といった和牛を楢や樫の薪で焼き上げ、炭とも違う香ばしさを肉にのせていく。火の入れ方は厚みや部位に合わせて変えられ、表面の香りと中のやわらかさの両立をねらう。カウンターに座れば、その工程をそばで見ながら仕上がりを待てる。
肉だけでなく、全国の漁師から直送される鮮魚も同じ焼き台で火を通す。朝獲れの魚がその日のうちに自由が丘へ届き、薪の香りをまとって一皿になる。肉と魚で異なる表情を見せながらも、通した火が共通しているぶんコース全体に一本の筋が通る。

自由が丘で味わう完全予約制の夜

店は東京都目黒区自由が丘1-3-22のTKビル2階にあり、最寄り駅から徒歩4分ほど。木の温もりを残した白基調の店内はカウンター中心の造りで、焼き台の炎を眺めながら食事と酒に向き合える。営業は17時から23時まで、月曜日が休みにあたる。
来店は完全予約制で、席は食べログの予約ページから確保してから向かう。支払いは現金とクレジットカードに対応し、電子マネーやQRコード決済は対象外のため、現金かカードを準備しておくと安心だ。薪火料理のため店内には薪の香りが広がり、服に香りがうつることもあるので、気になる人は上着を気にかけておくといい。

自由が丘 和食

ビジネス名
薪火 嘉多妻
住所
〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1-3-22
TKビル2階
アクセス
最寄り駅から徒歩約4分
TEL
03-4400-5288
FAX
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営業時間
17:00~23:00
定休日
月曜日
URL
https://katazuma.com