居酒屋かけはし|蔵人の目利きで純米酒を味わう店

酒を造ってきた人が注ぐ一杯

飲み手として選ぶのと、造り手として選ぶのとでは、酒の見え方がまるで違う。居酒屋かけはしの店主は蔵人として酒造りに携わってきた経歴を持ち、その目で純米酒を選び分けている。名古屋・栄のカウンターには辛口系から甘口系、燗向きまで常時30種ほどがそろい、香りやキレの出方を踏まえて客の一皿に合わせていく。造りの現場を知る人の見立てが、そのまま一杯の説得力になっている。
入口として使いやすいのが飲み比べだ。定番の3種セットは1,200円、時期限定は1,100円で、性格の違う酒を並べて舌で確かめられる。而今の特別純米1,300円や作 for 2126の純米大吟醸2,500円といった一本も一杯から開けるため、普段は手が届きにくい酒との距離が縮まる。正直、造り手ならではの説明を聞きながら飲む一杯は、同じ酒でも味の解像度が変わって感じられた。

産地から届く干物と自家製の燻し

純米酒の隣に置かれるのが、沼津や会津から届く干物だ。ホッケやサバ、アジといった魚を備長炭でふっくら焼き上げ、自家製の燻製醤油や燻製胡椒で香りを足す。脂のり抜群のサバ干物1,480円は一枚で満足できる量があり、辛口の一杯とまっすぐ噛み合う。素材の旨味を凝縮した干物は、純米酒との相性という点で理にかなった組み合わせになっている。
燻製もまた、店主の手が入った看板の一つだ。うずらの燻製700円やなめらか燻製チーズ750円は酒の進む塩梅に仕上げられ、いぶりがっこ580円とともに飲み比べの相棒になる。燻製醤油のだし巻き玉子700円のように、燻しの香りを日常のつまみへ落とし込んだ品も並ぶ。発酵と燻しの両方を理解した手つきが、料理全体に一本の筋を通している。

栄で気軽に通える一軒として

店は名古屋市中区栄4丁目、栄駅12番出口から徒歩8分ほどにある。カウンター中心の約11席で、営業は18時から0時まで、日曜のみ16時開店、月曜が定休だ。電子タバコに限り喫煙もでき、支払いは各種クレジットカードやPayPayなどのQRコード決済に対応している。予約なしでも入れるが、週末は電話かホットペッパーで押さえておくと確実だ。

居酒屋 栄駅

ビジネス名
居酒屋かけはし
住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄4丁目8−15
ジギースターダスト 2階
アクセス
栄駅12番出口から徒歩約8分
TEL
070-9512-5959
FAX
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営業時間
18:00~0:00(日曜日のみ:16:00~0:00)
※料理L.O. :23:00・ドリンクL.O. :23:30
定休日
月曜日
URL
https://kakehashi.fun